10月に行われた捌き体験に続いて、府中プラッツにて「新島の八重子さんが教える鍋と大型魚捌き体験」を開催。
会場には、前回参加して下さった方やグループで参加される方。もちろんおひとりで参加される方も。

当日は漁の事情で真鯛ではなく金目鯛に贅沢な変更。こんな変更も島の食材ならではの楽しみ方なのかもしれない。

今回の講師は、新島ファーマーズの八重子さん。と息子さんで料理人の嘉宗(よしむね)さん。
嘉宗さんが八重子さんを島の言葉で、お母さんという意味の「あーちゃん」と呼ぶ姿から仲の良さが伺え、2人のお陰で会場がとても明るく感じられた。

体験開始!

前回の捌き体験でちょっと慣れたかな?という人や初めましての人も、みんな先生の手元を身を乗り出して食い入るように、鱗とり→エラ・内臓とり→三枚おろし→刺身の全工程を確認。

今回は、半身をお鍋用、もう半身は刺身用に。
お鍋用には金目鯛の頭などで出汁を・・・なんて贅沢。

魚捌きで、まず大事なのは鱗とりだとか。この鱗とりをしっかり行わないと口にいれた時にずっと口に残ってしまうそうだ。
流水を流しながらだと鱗が飛び散らない、背びれに沿ってなど、細かく教えてくださる嘉宗さん。

「主婦はこんなめんどくさいやり方はしません!!笑」
と笑いながら、しっかり主婦代表 八重子さんならではの豆知識も教えてくれた。
小さな魚なら鱗はヘラなどでとると、飛ばなく一度に沢山とれるそう。時間勝負の主婦にはありがたい豆知識。

いよいよ、各テーブルで実践!

やはり、見ているのと実際に行うのは違うのか、あちらこちらから、「八重子さんこっちのテーブルお願いしまーす!」「嘉宗さーん!!」の声が。

「魚の内臓の構造がこうだから、こっち向きに魚を置いて包丁はこの角度から」など、分かり易く教えてくれる2人の先生。

八重子さんがいるテーブルを覗いて見ると、何やら灰汁をとったボールを、ふぅーと吹いている。
吹くと灰汁だけが固まり、その灰汁を捨て、灰汁がなくなった出汁を鍋に戻すことができるのだそう。灰汁だけとったつもりでも、いつの間にか出汁もとってしまうので、これは目から鱗。
八重子さん豆知識のオンパレード!是非真似してみて欲しい。

だんだん各テーブルから良いにおいが・・・
金目鯛の頭やアラでとっている出汁のにおいが部屋中に充満する頃には、参加者もスタッフも早く食べたくて気持ちが焦る。
試行錯誤しながらも、先生2人が丁寧に楽しく教えてくださったおかげで無事完成!

いよいよ試食!

各グループで作った鍋がテーブルに運ばれ、八重子さんの農園で作られたミニトマトがテーブルを彩ってくれる。このトマトは完全無農薬、大きさが全て違うところがまた可愛い。

わいわいがやがや。
椎名さんも村長さんも雑魚釣り隊も参加者の皆さんもそして、新島の皆さんもみんないっしょくたにガッハッハ。それがガストロ宴会。

もちろん乾杯はサッポロ生ビールで!
みんなで「カンパーイ!!」

ビールも箸も進む。
初対面だった参加者たちも一つの魚を一緒に捌いた連帯感・達成感からか、試食をする頃には「あそこの捌き方は難しかったー!」など饒舌になっていた。

今回の参加理由は、「魚捌きに興味があったから」「島食に興味があったから」など、みんな理由はそれぞれ。
ただ、八重子さんの話などを聞き、捌き体験を通じてもっと島の話を聞きたい・知りたい・行ってみたいと、最後にはみんな口を揃えていた。

島の食、人、自然・・・
一つ、島のものに触れ合うともっと知りたくなってしまう。それが島の魅力の一つなのかもしれない。
そしてこのTOKYOガストロノミーツーリズムは、色んなバックグラウンドを持っている人と知り合える、一緒に体験出来る貴重なイベントなのかもしれない。

次回のイベントに向けて

次回の「島食大宴会」で、今年度のTOKYOガストロノミーツーリズム体験イベントは終わり。
椎名誠さんや雑魚釣り隊と一緒に島食を囲んでの「島食大宴会」
普段聞けないような話も聞けるかも?
また新たな出逢い・再会を求めて次のイベントの準備を・・・

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