TOKYOガストロノミーツーリズム始動

東京の島の食材を通して、島の人や魅力を知る・体験する・感じる『TOKYOガストロノミーツーリズム』プロジェクトが始動!スタートにあたりスペシャルサポーター、作家椎名誠氏の特別講演が7月28日(金)調布市くすのきホールで開催。その一部をお届けします。

椎名流、台本なしの笑い満載のフリートークで、観客を魅了。島々の魅力を余すことなく語る。

まずは椎名さんから「東京都内に素晴らしい島々をあると聞き、縁を持ち始めてもう40年の付き合いになります。今回のプロジェクトを聞いた時、伊豆諸島を結んでいる飛行機が調布からでていて、しかも神津島と新島には僅か40分程度で着いてしまう。アメリカのようなライトフライトがあることも知って欲しいし、こういった身近な島々と交流を密にして、東京都と二つの島の結びつきがもっともっと密になることを願います。」と挨拶。

神津島で出会った“キツネ”という名の魚!?新島では大漁のサバを前に「サバダバサバダバ」

「神津島に行った時、たまたま漁師さんから誘われ『“キツネ”の良いのがあるよ』と船で連れて行ってもらったんだけど、実はキツネは歯ガツオのことだったんです。伊豆七島ではだいたいこう呼ぶんだって。しかもカツオなのにマグロの味がするんですよ(笑)」と、島ならではの魚をユニークに紹介。
また、「新島で釣りをした時のこと。その日は、船が出なかったので、釣り仲間と堤防から竿をだして釣る『おか陸っぱり』という方法で釣りをしていたのですが、数分で凄い引きがきて、簡単にデカいサバを釣ったんです。あっちからもこっちからも掛かって「サバダバサバダバ」という具合(笑)。大きなサバが40匹くらい!サバっていうのは生きのいい奴を食うのが一番うまいんですよ。だから40匹のサバを捌きました(笑)。捌きがいがある(笑)。」と会場を笑わせながら、次から次へと島での出来事を紹介。また、神津島の名産パッションフルーツを食べたあとに焼酎をいれて飲む方法など、島ならではのうまい食仕方を愛嬌たっぷりに紹介しました。

予定に無かったお客さんからの質問コーナー実施。神津島・新島の生産者、雑魚釣り隊も登壇!

イベントの最後には、予定になかったお客さまからの質問も椎名さん自ら発案し実施。“亀”を食べた話にお客様はのけ反っていました。その後、神津島、新島の生産者の方々と椎名さんの本でもお馴染みの「怪しい雑魚釣り隊」が登壇。最後に椎名さんから「東京の島々は遠く北海道や九州に飛行機に乗っていくことなく楽しめ、さらには東京と違う文化が食べ物に反映している。このガストロノミーツーリズムによって、みなさんが島のお魚を知り、調理し食べてみる。そうすれば魚屋さんも置いてくれるだろうし、築地までいって高い魚を買う必要はないと思う。ぜひみんなで盛り上げていきましょう」と締めくくり、講演は大盛況のうちに幕を閉じました。

会場撮影:内海 裕之

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